
自分の気持ちをうまく伝えられず、苦労してきました。
自分が辛いのかどうかすら、わからなかった時、
人との触れ合いの中で救われました。
人に助けて欲しいと思った時に、言えない人がいます。
皆さんお忙しそうだから、
こんなことくらいでお願いするのは申し訳ないから
自分がもう少し我慢すれば済む話だから
上手に想いを出せる人たちの中で、そういった不器用な人たちの声は届きません。
そうして、すごくひどい状態になってから病院に来る人がいます。
同室の方々が気軽にナースコールのボタンを押す中で、耐えている人がいます。
そうなんです。
医療は、手をあげないとサービスが届かない。
手をあげていいのかわからないときに、
優しく声をかけてもらえるとは限らない。
特に痛みは
本人が言わない限り、その辛さは伝わらないもの。
だから、誰でもが、公平にサービスを受けられるように
少なくとも、辛いことを気付いてもらえるような
そんな世の中にしたいと思いました。
まず、人が感じる感覚の中で一番不快な「痛み」から見える化を目指します。
代表者 特任教授(常勤) 柳田 敏雄
所在地 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-3
大阪大学生命システム棟6階E601
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